Pokiリリース裏話

ハンドカービングでしかも、

ボディはQualityLife 初のバルサ材

ラトルルームにはコトコト音を出すためヒノキ材

当然リグのビスもヒノキに効かせて強度を保つ。

かなり手間かかってます。

値段設定間違いました。笑

某ビルダーさんにも「こんな安く出しちゃだめだよ〜」と言われてしまいましたが、

もう引っ込み付かないので、

お値段据置でいきます。

なかなか人気のようで、残すは店頭在庫のみとなっています。

非常にありがたい限りです。
Pokiはリリースされるまでに数年かかりました。

形にはなっていたものの、

バルサの浮力を上手くアクションに反映させ、

さらにバランスをとるのに、

手直しが何度もはいったことで、

その間にそっくりなルアーがリリースされ、

ためらい年数があったからです。

この形を見て感じた方もいたかもしれませんが、

ルアーブランド ローカルさんの「ベンコ」にそっくり。

こんなこともあるのかとビビりました。

リンクは許可なく貼り付けないので、気になる方は調べて見てください。

独特の世界観が素敵なルアーが魅力的です。

ベンコを手に入れて違いがはっきりわかれば、

リリースしようと思いましたが、

手に入れれず…

ですがルアー説明文を見ると狙いどころも似てる…

そのままポキは、カラーリングを残しダンボール箱に蓋されてました。
そんなポキが日の目を見るきっかけは、

サンプルを使い倒した、わたくしの奥様のたっての希望と仙台市ロボットさんの要望からでした。

ポキという名前は奥様命名です。

インスピレーションだそうです。笑

ロボットさんはブログで一度だけ登場したポキの販売を心待ちにしていたらしく、

遊びに(納品しに)行った際に「あの卵型のルアーださないの?」と言われ

存在すら忘れかけてたポキがダンボールから出されるきっかけとなりました。

ビルダーさんなら誰でもあると思うけど、

作っていてなんか違うな〜と感じたり

今回のように似てるルアーが先にリリースされたり

様々な要因でストップになってしまう場合はよくあります。

そんなルアー達が日の目を見る日は来るのか?

ダンボール箱をたまには開けてみよう。

しかし決定的なのはやはり奥様の一言か

「ルアーなんて似てるのいっぱいあるじゃん」